今日は大安。 娘(長男の嫁)が4人目の子供を妊娠したものですから、安産祈願のため、家族そろって神社に出かけることを予定していました。
しかし、昨日から2番目の孫娘が39.7度の熱を出し、診察結果インフルエンザA型(暮れには一番上の孫娘、正月には近くに住む次男の家の孫娘2人が相次いで、インフルエンザA型にかかりました)と分かり急遽取りやめに。
わたしは男二人の兄弟、わたしたち夫婦も二人の息子。
妻は姉弟妹妹の4人ですので、二人の息子には、妻の家系の血が色濃く流れているのかもしれません。
そういえば近所の噂によると、息子たちは二人とも、外見はもちろんのこと性格も妻に生き写しとのこと。
でも母親に似た男の子は、幸せな人生を送る、との言い伝えがありますから、とりあえずよしとしています。
ところで4人目の孫が生まれると、次男の家と合わせると7人の孫ということになります。
誕生日、クリスマス、正月、入学と、実に頭が痛い。
昨年のクリスマスのことでした。
一番上の小3の孫娘から、「サンタさんからプレゼントはもらったけれど、ジジババからのプレゼントがなかった」と言われたときには、思わず 「えっ!」と叫んでしまいました。
妻は近くの商業施設まで孫娘たちを連れていき、「ジジババからよ」、といって重ねて服をプレゼント。
これから先のことが思いやられてなりません。
安産祈願が中止となって、自分の時間ができたものですから、埃のかぶった書棚でたまたま手にした、『友がみな我よりえらく見える日は』(上原隆)を、久しぶりに読み返すことにしました。
容貌に自信がなくても、ホームレスになっても、離婚しても、登校拒否になっても、精一杯に生きているどの登場人物の言葉にも強い感銘を受けました。
芥川賞作家になりながら、有名であることを捨て、妻子を捨て、仕事を失い、精神世界だけが残ったという東峰夫(本名 東恩納常夫)の、「自分で歩く道は自分独自のもので、一人で歩くしかない」という言葉。
「自分の意志や努力ではどうにもならないことってある。人はそれに上手に耐えなければならない」とか「挫折や失敗も、それが自分の経験なら自分というものを形成する大切なものなのだ」との「うつ病」の頁の上田啄也(28歳)の日記を読み終えた作者の感想。
それらの言葉を、わたしは本を閉じてからも繰り返し繰り返し心のうちで味わい続けていました。
さて今回の教材は大沢在昌の新宿鮫短編集『鮫島の貌』。そのなかから「雷鳴」を選んで、「プロット抽出」を試みます。
これほどの短編にもかかわらず、著名な作家ですから当たり前なのかもしれませんが、文章の基礎である「5W1H」が、きちんと書かれて、得るところが大いにありました。
「勉強は本当に楽しい!!」、と痛感できた作品でした。
さて本題の「キャッシュフロー計算書直接法」による、「52期6月」のキャッシュフロー計算書実績表、の作成に取り組んでみましょう。
わたしの「経営分析の基礎」は、日本政策金融公庫の当社担当者(大学の後輩)に薦められて、「地方銀行融資担当者」を対象とした一週間泊りがけの講習会に、それも2度にわたって、受講して得たものです。
しかし「キャッシュフロー計算書」はすべて自学自習です。
試算表を手元に置いて、休みの日でも時間を忘れて、机に向かって取り組んでいるものですから、妻からは「運動不足で筋肉が衰えてしまいます」といつも怒られてばかりいます。
自分でも30分ほど街の空気を吸ってこようかとは思うのですが、無中になってしまうと、もう駄目です。週に二回散歩にでかければいいほうです。
「キャッシュフロー計算書間接法」は難なく会得できましたが、「キャッシュフロー計算書直接法」には、最近こそ、「現預金勘定」が一致するようになりましたが、「精算表」・「キャッシュフロー表」の作成に当たって、確信をもって自信があるとはいえない箇所が、まだいくつか残っています。
その穴を埋めるために、自社の過去の期すべての試算表を取り出して、時間のある限り、「キャッシュフロー計算書直接法」が自家薬籠中のものになるまで、学び続ける覚悟でいます。