またまたわき道にそれてしまいます。 老人というのは昔話がすきなものです。どうかご容赦ください。 わたし太郎が半世紀も前のことになりますが、大学院で専攻し取り組もうとしていたのは「反ファシズム論」でした。 奥さんの故郷であ […]
「経営者が学んでおくべきこと」の記事一覧(9 / 13ページ目)
経営改善計画書作成(24)
わたくし太郎が組織を作っていながら、とうとう組織を生かしきれなかった。 それには訳があった。 もう半世紀以上も前のことになる。 大学の一般教養「哲学」の時間に、西田幾多郎の高名な門下生として知られる教授から、カントの『道 […]
経営改善計画書作成(23)
社長・二世経営者のうち、過去の財務諸表を読み返し分析をし続けている人はいったい何人いるだろうか? おそらく一人もいないだろうと思う。 わたし太郎は後継者に会社を譲ってからも、ほとんど毎日のように、過去の決算書と格闘し続け […]
経営改善計画書作成(22)
金融機関は借入を申し込んできた会社の財務内容、調査機関の情報等にもとづいて、信用格付けを行ないます。 信用格付けはリスクの有無によって10段階に分けられ、その格付けにもとづいて、融資先(債務者区分)を正常先、要注意先、破 […]
経営改善計画書作成(21)
銀行から提出を求められた「経営改善計画書」の作成を、コンサルタントや税理士あるいは経理担当責任者任せにしている経営者が多いそうだけれど、それは実にもったいないことだと思う。 経営改善計画書を作成するためには、少なくとも自 […]
経営改善計画書作成(20)
経営改善計画書を作成するには、何を「改善」しなければならないかを、前もって分かっている必要があります。 それを知る方法が「経営分析」ということになります。 これまでの頁で何度もお話ししてきましたが、「経営分析」とは、「貸 […]
経営改善計画書作成(19)
株主総会開催日の五週間前に、財務諸表に「事業報告」を添付して、監査役に届けなけならない。 株主総会招集通知には、監査役が署名捺印した「監査報告」の複写が不可欠だからだ。 「事業報告」は監査役ばかりでなく、財務諸表・付属明 […]
経営改善計画書作成(18)
事業年度を終えると、経理担当者はおおわらわになる。 ただでさえ忙しい日常業務に加えて、事業年度を終えた翌日から二か月以内に、法人税・法人住民税・法人事業税・消費税申告等の準備に入らなければならないからだ。 現金・棚卸資産 […]
経営改善計画書作成(17)
わたし太郎は、成績はクラスではいつも上位の方に入ってはいたけれど、生来の怠け者が禍して、受験競争に敗れてしまったことを、古希を過ぎてからも悔いている。 もっとも、上場企業に勤めたいとか、司法試験や国家公務員試験を受けたい […]
経営改善書作成(16)
私たちの修学時代、生徒・学生の評価は、中間テスト、期末テストのできによって、クラス・学年での評価が決まり、その人の人柄のとか家庭環境などはほとんど評価されなかった。 銀行からの会社評価も同様で、決算書の財務データが最重視 […]