国際会計基準の導入にともない、2000年3月期決算から、連結企業をもつ上場企業には、「キャッシュフロー計算書」の作成が義務付けられました。しかし、多くの中小企業は連結企業をもちません。そこで「資金収支表」を使っての資金繰り表作成をおすすめします。(「キャッシュフロー計算書」(直接法)については頁をあらためて説明いたしたいと思います。

この頁のテーマは、過去の決算書から資金収支表を作成することで、「貸借対照表予算」に必要な比率を探し出すことにあります。

A社の過去2期分(X期・Y期)の決算書から資金収支表を作成

損益計算書(X期・Y期)

 

貸借対照表(X期・Y期)

 

 

上記「損益計算書」と「貸借対照表」から、「Y期資金収支表」を作成

 

(重要)来期貸借対照表予算の作成に必要な比率

 

A社の過去2期分(Y期・Z期)の決算書から資金収支表を作成

損益計算書(Y期・Z期)

貸借対照表(Y期・Z期)

上記「損益計算書」と「貸借対照表」から、「Z期資金収支表」を作成

(重要)来期貸借対照表予算の作成に必要な比率

 

上記資料にの数値に若干符合していない数値がありますが、四捨五入により、その違いが生じています。どうかご了承ください。