実を申し上げますと、昨年の11月16日に義父が92歳でなくなり、亡父の代から会社を支え、15年ほど前に新会社を設立して独立した父の従弟が、暮れの26日に83歳で黄泉の国に旅立ちました。忌中ではありますが、敢えて新年のご挨拶をさせていただきました。
新年のテーマはキャッシュフロー計算書(直接法)作成シートです。
経営分析とはまったく関わりはありませんけれど、「読み取る力」と「分析力」を養うために、今年も小説のプロット抽出からはじめさせていただきます。
今回は水上勉の『越前竹人形』・坂口安吾の『ジロリの女』・大沢在昌の『感傷の街角』を書棚から適当に選んでみましたが、同じ短編であるにもかかわらず、『感傷の街角』のプロットの複雑さ・緻密さ・詳細さには、あらためて驚かされました。
損益計算書作成シート
貸借対照表作成シート
利益金処分案作成シート
キャッシュフロー計算書精算表作成シート
修正記入のやり方は、前回のキャッシュフロー計算書(直接法-1)をご参考ください。
修正記入は簿記の一級資格を持つ人でさえ最初のうちは戸惑うとのこと。
でもわたし太郎は簿記の資格を持っていません。
みなさんにも会得できるはずです。
頑張ってください。
キャッシュフロー計算書(直接法)作成シート
キャッシュフロー計算書精算表で作成した「営業」・「投資」・「財務」と書かれたそれぞれの値を、そのままキャッシュフロー計算書に移し替えて完成です。
営業活動によるキャッシュフロー
営業収入=売上高-売上債権増加額+前受金増加額
▲原材料・商品の仕入支出=売上原価+棚卸資産増加額-買入債権増加額+前払金増加額
▲人件費支出=販管費現金支払額
▲その他の営業支出=販売費・一般管理費+前払費用増加額-未払費用増加額-減価償却費-引当金(準備金)増加額
利息および配当金の受取額=受取利息・配当金-未収収益増加額+前受収益増加額
▲利息の支払額=支払利息・割引料+前払費用増加額-未払費用増加額
▲法人税等の支払額=前期貸借対照表納税引当金+当期損益計算書納税充当額-当期貸借対照表納税引当金
投資活動によるキャッシュフロー
▲有価証券取得支出
有価証券売却収入=有価証券減少額+有価証券売却益or有価証券減少額-有価証券売却損
▲有形固定資産取得支出=固定資産増加額
有形固定資産売却収入=有価固定資産減少額+有形固定資産売却益or有形固定資産減少額-有形固定資産売却損
▲無形固定資産取得支出
無形固定資産売却収入
▲投資有価証券取得支出=投資有価証券増加額
投資有価証券売却収入=投資有価証券産減少額+投資有価証券売却益or投資有価証券減少額-投資有価証券売却損
▲貸付支出=貸付金増加
貸付金回収収入=貸付金減少
財務活動によるキャッシュフロー
短期借入金増加収入
▲短期借入金返済支出
長期借入金増加収入
▲長期借入金返済支出
社債発行収入
▲社債償還支出
株式発行収入
配当金支払