年を取って、いままで感じたこともなかった、時間の経過というものを、意識するようになった。
わたしが経営してきた運送会社が、量販店の荷物を問屋さんから預かって、各量販店のセンターまで届けるまでを主な仕事としている。
荷物の量と季節の動きだけではなく、毎日の気温と荷物の量とのかかわりも調べたく思い、気象庁のホームぺージから、日々の平均気温・最高気温・最低気温を、荷物の量とともに記録し続けるようになったのも、時間の経過というものを意識するようになったからなのかもしれない。
気象庁発表の日々の気温の変化は、日々の気温ばかりではなく、月ごとの集計も記載されていくようになつているので、一月が終われば当然のこととして二月が始まり、気温の変化を取り続けていると、瞬く間に年の瀬が近づいてくる。
こんなことを毎年欠かさずに続けていくと、毎日の時間の経過というものを、肌で感ずるようになっていく。
時間の変化をうまく表現している動画「振り子」(鉄拳)をyoutubeで見つけた。
奥さんとの出会い ⇒ 結婚 ⇒ 子育て ⇒ 壮年 ⇒ 主人公の過ち(浮気) ⇒ 奥さんの深い悲しみ ⇒ 老年期
それまでずっと動き続けてきた「振り子」。
奥さんが死を迎える場面で、死なせまいと、必死になって「振り子」を止めようとする、主人公の空しい努力。
ほんの数分の動画で、こんなに上手に「時間」というものを表現してしまう。
驚きだった。
さて本題。
今回の作業で、「資金繰り表作成」まで、あともう一歩。
頑張りましょう。