「キャッシュフロー」と「資金繰り」の違いって分かりますか。

「資金繰り」は現預金残高(資金残高)が多ければ多いほど経営は楽ということになります。

「キャッシュフロー」は、いまある資金を如何に巧みに使って会社の将来につなげるか、ということに最大の関心がおかれています。

ですが、いくら将来のために資金を有効活用をするといっても、すぐに資金繰りをひっ迫させてしまうような資金の使い方は、決して「キャッシュフロー経営」をしているとは言えないことをご理解ください。

現事業を改善し続けるなかからキャッシュフローを生み出して、そのキャッシュフローを使って将来のために投資するのが「キャッシュフロー経営」であり、現業維持のために、銀行からの資金を借り入れによってキャッシュフローの不足を補っている場合は、あくまでも「現事業維持のためのもの」であって「将来のため」ものだとは言えないことに留意ください。

とても分かりやすく書かれているので、日本政策金融公庫の資料を使わせていただきます。

この表を教科書として、サンプル会社の「営業キャッシュフロー」を計算してみることにしましょう。
皆さんも自社の前期・前々期の決算書を手元において、資料のサンプル会社の「営業キャッシュフロー」をそのまま真似てご自分で作られてください。

わき道にそれますが、免許の書き換えが近づきましたので、先日の水曜日「高齢者講習」を受講してきました。
「認知機能検査」では総合点によって次のように判定されます。
49点未満   記憶力・判断基準が低くなっています。
49~76点未満 記憶力・判断基準が少し低くなっています。
76点以上   記憶力・判断力に心配はりません。

高齢者講習の手数料と講習時間
76点未満は講習時間3時間・手数料7950円
76点以上は講習時間2時間・手数料5100円

講習内容は、警察署の「高齢者講習」をアクセスするとすべて見ることができます。
わたし太郎はどの問題が出ても答えられるように、無い頭を絞って、64枚の絵をすべて覚えました。

しかし見ているだけではすべてを覚えることはやはり難しかったです。
しっかりと頭に叩き込んでは絵を閉じ、64枚の絵をすべて思い出しながら、鉛筆で書き出しました。もちろんすべての絵を一回では覚えることなどできませんから、何度も繰り返しました。お陰様で、時計を見ずに現在の時刻を答える問題は間違えてしまいましたが、どうにかこうにか98点を取ることができて、講習時間2時間・手数料5100円で済みました。

みなさんも、「営業キャッシュフロー」の算出表を参考に、自社の決算書を使って、何度も何度も算出して、頭のなかに叩き込んで下さい。