「経営分析」に取り組んで、過去の決算書から財務諸指数を抽出していると、いつの間にか時間が経つのを忘れてしまう。

遅くとも毎朝午前4時には起きて、大きな洗濯籠三つに山盛りになった洗濯物を、二回に分けて洗濯機に投げ込む。

わたしたち夫婦、長男夫婦、孫4人の、あわせて8人の大家族だ。

出る洗濯物の数は尋常ではない。

わたしは赤坂にあるホテルニュー大谷の地下クリーニング場で修業したことがあり、クリーニング師の資格も得ている。

妻や嫁では落とせない染みまでもキレイに落ちているというので、いつのまにか洗濯をするのは私の仕事になっていた。

もちろん、干したり取り入れたりするのは妻や嫁の役割だ。

タオル・バスタオルだけで、出る枚数は毎日三十枚はくだらない。

雨天の日には、衣料は室内で干すけれど、タオル類はすべて乾燥機に入れる。

梅雨期だと乾燥機を使う回数が増えてくる。

したがって、乾燥後にはたたんで棚に収めるだけでなく、フィルター掃除も怠ることはできない。

乾燥機に入れるとタオルは次第に痩せて薄くなっていく(衣料やタオルを痩せさせない乾燥機は作れないものだろうか)。

そして、ゴミの収集日には、早朝、収集場まで、ずっしりと重い大きなゴミ袋を三つ運んでおくのも、わたしの役割になっている。

ゴミ出しを終え、洗濯機が回っている間は、パソコンに向かって資料作りをしたり、小説を書くまねごとをしているのだけれど、いつのまにか時間が経ち、洗濯機が止まっているのに気が付かないことが度々起こる。

慌てて洗濯場に飛んで行って、妻や嫁が起きてくる前にどうにかこうにかたたみ終えておく。

以前は洗濯機が回っている間は、近くの商業施設の周囲を一回り30分をかけて散歩をしてきたものだが、パソコンに向かって資料作りに没頭していると、時間のたつのを忘れてしまう。

会社に行ってもほとんど机に向かったままだから、ほとんど歩くことなく一日が終わり、就寝時間がきている。

散歩をしていると、頭の中が整理されてくるし、ときにはいい思い付きがひらめくこともあるので、できれば街に出て風に吹かれながら歩きまわりたいのだけれど、ただ思うだけで、なかなか時間が取れない。

足腰っは弱まるばかりだ。

健康を維持するためにも散歩に行かなければダメ。

妻にはいつも叱られてばかり。

でも分かってはいても、資料作りはやめられそうもない。

今回のテーマは、「資産効率を計る指標」その5「棚卸資産回転期間(月)」

「棚卸資産回転期間(月)

棚卸資産 ÷ 月売上高l

指標の意味

月売上高の何か月分の在庫を抱えている科

判断基準

短いほうがいい

中小企業金融公庫(日本政策金融公庫)資料、「財務諸指標」より





サンプル企業の「棚卸資産回転期間(月)





㈱ T-logistics(暦年資料)






次回のテーマは、「経営分析特別編」その1「経営資本営業利益率(回)」

最後に、「新型コロナウイルス感染者数」
(朝日新聞朝刊社会面掲載資料から再加工)

「緊急宣言」解除後、増加に転じた「感染者数」と「感染都道府県数」