遥かに遠い、まだ若いころの話です。

お年寄りがそばに来ると、かすかに尿のにおいがしてくるものですから、不思議に思ったことがあります。

そしていまわたしはその年寄りの真っただ中。

妻が薬局で買い求めてくれたノコギリヤシを飲んではいますが、トイレに行くために夜中に起きる回数が増えて、睡眠が分断されることが多くなりました。

お酒のみの人は、一晩に、五度も六度も目を覚ますそうですから、二度や三度ならよしとしなければならないのですが、困ったことに、眠い目をこすりながら廊下を歩き、トイレまであと一歩というところにきたというのに、急に我慢ができなくなって、少しお漏らしてしまうことが多くなりました。

失尿で数か所濡れてしまった下着を替えるのは面倒でそのまま寝てしまおうかとも思うのですが、気持ちが悪いものですから脱衣所まで下りて行って下着を替えながら、お年寄りがそばに来た時に嗅いだ、かすかな尿のにおいのわけを知ったのです。

さて本題に入りましょう。

前回の「経営計画の立て方(23)」でお約束した、「資金移動表」・「資金収支表」をご自分の手で作成してみましたか。

作成の仕方はこのブログにも書いてきましたが、探すのを面倒に思う方は、インターネットで検索してみてください。

「資金収支表」は、上場会社が有価証券報告書の一部として作成していたもので、市場性のある(価値変動リスクを負っている)一時所有の有価証券を資金の範囲に含めていました。

しかしキャッシュフロー計算書では一時所有の有価証券は含めていません。

「資金収支表」は「個別決算をベース」で、「キャッシュフロー計算書」は「連結決算ベース」で作成され、現在の上場企業の「有価証券報告書」では「キャッシュフロー計算書」を採用しています。

「資金移動表」は、このブログだけの話ですが、「貸借対照表予算」と「損益計算書予算」とから、これから先一年間の「資金繰り」を、経営者自らが把握するために作成するもの、とご理解いただいて構いません。

47期資金移動表


47期資金収支表




48期資金移動表




48期資金収支表