これまで学んできた「資金収支表」はもちろんのこと、「損益分岐点」を考案した人たちは本当に凄いものだと思う。

今回のテーマである経営改善計画書作成の「利益計画」では、この「損益分岐点」利用させていただきます。

利益計画の「ステップ1」では「目標利益」設定します。

「ステップ2」ではこの「目標利益」を出すために必要な「売上高」を算出します。

「ステップ3」では、Y期実績の売上高に比べて123%upは如何にもきつく、「売上目標と利益の修正」をいたします。

「ステップ3」で,目標利益をいったん引き下げて算出した売上高(Y期比111%)で、変動費・固定費の中で引き下げることのできるものは引き下げ、「ステップ1」で設定した目標利益を出せるように計画を練り直します。

「ステップ4」が「経営改善計画書」のなかの損益計算書の利益目標」となります。

練習のために、「目標利益をだすための必要売上高」の公式を使って、次の問題の空白を埋めてください。

利益計画(問題)

利益計画(解答)

何度も計算しなおして、「目標利益をだすための必要売上高」の公式を。完全にマスターしてください。

次回は、「経営改善計画書の作成Ⅱ(財務計画)」に取り組むことします。