「休憩のひととき」の記事一覧(4 / 4ページ目)

旧友への便り

休憩のひととき

「昌さん元気になりました」。毛筆で元気よく書かれた一行の文面。 そして「睦子」の署名と、赤くべったり押された大きな印影。 奥さんからのはがきを見た妻は「おおらかな方のようね」とほほえんでいました。 四十代の半ばまで独り身 […]

誤解

休憩のひととき 自己紹介

山陰地方の私立大学で助教授をしている友人から一昨日、電話があった。 パリに留学する前に会いたい、という。 指定された待ち合わせ場所、東京駅銀の鈴ひろばに行く。 約束の正午には、まだ二十分もあった。 ひろばは混雑していた。 […]

剥き枯らし

休憩のひととき 自己紹介

都内に出る時は、交通渋滞を避けて電車を利用する。高架鉄道である埼京線は、見晴らしが利くから好きだ。天気さえよければ西の方に、富士山や秩父山脈がはっきり見える。 沿線には、新興住宅地が果てしなく続いている。その住宅地の中に […]

山を背負う

休憩のひととき 自己紹介

亡父の生家は、曾祖父の代に、二度火事に遭っている。だから、過去の記録はすべて焼失したと思われていた。ところが、燃え残って物置として使用していた、かっての隠居部屋を叔父が整理していたところ、箪笥の引き出しから、一枚の書き付 […]

ページの先頭へ