「キャッシュフロー」と「損益計算書」上の利益とは違います。 「損をして得を取れ」という言葉があります。 キャッシュフロー経営に重きをおいたとき、例えば減産をすることで損益計算書が赤字となったとしても、生産を維持し続けるよ […]
「資金収支表」の記事一覧(10 / 15ページ目)
キャッシュフロー(4)
「二世社長が新事業に成功して社員たちをあっ!と言わせてやろう」などと意気込み、成功率わずか2%の新規事業に取り組もうなどと決してしないでください。 そのまえにすべきことは、一、二年をかけて、過去の決算書の経営分析をじっく […]
キャッシュフロー(3)
「キャッシュフロー」と「資金繰り」の違いって分かりますか。 「資金繰り」は現預金残高(資金残高)が多ければ多いほど経営は楽ということになります。 「キャッシュフロー」は、いまある資金を如何に巧みに使って会社の将来につなげ […]
キャッシュフロー(2)
「キャッシュフロー」って何?、と疑問を持たれる方が多いと思います。 わたし太郎は、体質的に酒を飲めず、したがって夜遊びもしないものですから、お小遣いをもらっても何の使い道もありません。 ドストエフスキーとかレマルクの小説 […]
キャッシュフロー(1)
国語の教科書にもよく掲載されていますので、みなさんは芥川龍之介の『杜子春』という短編小説を読まれたことがあると思います。 ここで申し上げるのは、小説に書かれているテーマとはまったく別です。 『杜子春』の没頭部分には、金が […]
損益計算書(製造原価明細書)
「貸借対照表」も「損益計算書」も決算が終われば二度と見ることのない経営者が大半でしょう。でもそれは実に勿体ないことです。だって完璧な人間が存在しないように、完璧な決算なんてありえないからです。どこかに「反省すべき」ところ […]
損益計算書(売上原価)
「二世・三世社長はダメだ」 その見本にあげられているのが、ダイエーの中内潤さんだ。 「ダイエーの創業者の中内功氏は、商学で博士号を持つ長男の潤氏を後継指名し、30代の若さで副社長につけ、米国仕込みの安売り店「ハイパーマー […]
損益計算書(成長性)
企業の成長性を計る指標に「経常利益増加率」と「売上高増加率」の二つがあります。 わたし太郎が経営していた会社は、「経常利益」も「売上高」も確実に伸びていったようなことは、ほとんど経験した覚えがありません。 わたしどもの会 […]
損益計算書(資本収益性)
企業の収益性をみる「損益計算書」には、売上総利益・営業利益・経常利益・税引前利益・当期利益の五つの利益があります。 それぞれの算出式は以下の通りですが、注意しなければならないのは、以下に述べるように、「売上原価」・「販管 […]
貸借対照表(回転期間)
回転期間は資産・負債の健全性・効率性を見る指標です。 この頁で検討するのは、「売上債権」・「棚卸債権」・「仕入債権」・「固定資産」です。 回転期間を算出する意味は、適正な残高と回転期間を検討することにあります。 回転期間 […]